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2025年10月28日 火曜日
食欲の秋!秋の味覚は歯を守るってホント!?
こんにちは、港区赤坂・溜池山王の歯医者、寺西歯科医院です。
すっかり秋が深まり、過ごしやすい気温になってきた今日この頃。
秋と言えば、食欲の秋ですね🍁
秋の味覚は栄養満点で、歯にも良いことはご存知でしょうか?
今回は秋の味覚の栄養素と、歯に与える影響についてお話しします。

秋の味覚が歯に与える影響とは?
秋刀魚(さんま)🐟
<栄養素>
DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、たんぱく質、カルシウム、ビタミンB・D・B12、リンなど
<歯への影響>
・DHA・EPAには抗炎症成分が含まれているため、
歯周病による歯ぐきの腫れや出血を抑える効果があります。
・たんぱく質は歯ぐきや歯根膜などの材料になります。
・カルシウムは歯や骨の主成分であるため、歯の基本栄養素です。
・ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、
歯や骨の再石灰化(元の健康な状態に戻すこと)を促進します。
・歯のエナメル質や骨の構成成分となるリンは、
ハイドロキシアパタイト(歯の主成分)を生成します。
栗🌰、さつまいも🍠
<栄養素>
ビタミンC、食物繊維、カリウム、マグネシウムなど
<歯への影響>
・ビタミンCは歯ぐきのコラーゲン生成を助け、歯を丈夫にします。
・ホクホク、ねっとりとした食感は食物繊維によるもので、
よく噛むことができ、結果として唾液の分泌を促します。
・酸を中和して歯を守るカリウムは、エナメル質の溶解を防ぎます。
きのこ🍄
<栄養素>
ビタミンD、食物繊維、βグルカン、カリウム、リンなど
<歯への影響>
・ビタミンDは歯や骨の再石灰化を促進します。
・βグルカンは免疫力を高めるため、
歯ぐきの炎症を防ぐことにつながります。
・カリウムやリンなどのミネラルは、体内のpHバランスを保ち、
酸性に傾くことを防ぎます。
結果、エナメル質が溶けるのを防ぐことにも繋がります。
柿💛
<栄養素>
ビタミンC、タンニン、カリウム、マグネシウム、βカロテン、食物繊維など
<歯への影響>
・柿はビタミンCが豊富だが、酸味が少ないため、
エナメル質への刺激が少ないところが特長です。
・タンニンには抗酸化作用があるため、
むし歯や歯周病菌の増殖を抑える効果があります。
・βカロテン(ビタミンA)は、口内炎の予防にも有効です。
秋の味覚×歯に優しい食事の仕方
カルシウムとビタミンDを一緒に摂ることで、
歯を内側から強くすることができます。
また、きのこは日光に10~15分当ててから調理すると、
ビタミンDが増殖するのでおすすめです!
秋の味覚は歯ごたえがあるものが豊富なので、
しっかりと噛んで唾液の分泌を促すと共に、
胃への負担やダイエットにも期待ができます。
酸の強い果物は乳製品を一緒に食べると酸を中和することができます。
秋刀魚の塩焼(大根おろし添え)
栗ごはん
きのこ汁
柿(ヨーグルトがけ)
こんな定食はいかがですか?是非食べてみてください!
しっかりと栄養を摂って、歯も体も健康になりましょう😊

むし歯などの歯の痛み、歯周病などの歯ぐきの出血・炎症など、お口のトラブルでお困りの方は、港区赤坂・溜池山王の歯医者、寺西歯科医院までぜひご相談ください。
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初診のご予約もお待ちしております。
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